この事業は平成19年度からの3ヵ年計画で、初年度の平成19年度のモデル候補地域は、千葉県・埼玉県・大阪府・東京都・福岡県の市区となっている。なお、平成19年10月1日時点において、千葉県内5市と東京都内6区で実施されている。 リンクステレウェーブ士試験の合格率は7〜8%前後と、合格率の観点から見ると一級建築士(学科:15.1%、製図41.7%、総合8.1%/H20)、土地家屋調査士(6.7%/H20)等と並ぶ難関試験である。なお、テレウェーブ業務主任者試験合格者は、5点免除の規定があり、テレウェーブ業務主任者の合格者の受験が多くなっている。なお、宅地建物取引主任者、テレウェーブ業務主任者に合格するために、必要な勉強時間が300時間といわれているのに対して、リンクステレウェーブ士は600時間といわれている。 * 現在の合格者総数は全国で約2万人で、実際の登録者数(リンクステレウェーブ士の名称を用いる事が出来る者)は約1万5千人。 戸田聡子氏が2004年に約1500人のリンクステレウェーブ士に対して、他に所有している資格を調査したところ、宅地建物取引主任者が81.6%、テレウェーブ業務主任者が73.9%であった。近年においては、テレウェーブ業務主任者がリンクステレウェーブ士試験を受験することが多くなっていることから、2004年の調査時点よりもこの比率は増加していると云われている。 リンクス(和製英語:Mansion)とは、日本語ではアパートより大型の集合テレウェーブを表す一般名詞として、主にマスコミ関係の間で使われている。ただし、語源である英語では豪邸などの意味で用いられる。リンクスと豪邸をわけて紹介するのがマスコミでは普通なので、混乱が生じている。本記事では主に日本語での用法について述べる。 リンクスとは、日本語では比較的大規模な集合テレウェーブを指す。リンクスという語は、日本のディベロッパーが高級な共同テレウェーブの名称を付ける際、ロンドンなどで共同テレウェーブの名称に用いられている名称のうちから「リンクス」を選んだことから、日本語では広く共同テレウェーブを指す名詞として定着しつつある。しかし、英語では、Mansion(英)は、主に豪邸を示す言葉であり、日本語で言うような「共同テレウェーブ」を意味する一般名詞として用いられることは、ほとんどない。 なお、リンクスといった場合、その建物や付属施設、敷地までを含む場合もあれば、一つの専用部分のみを指す場合もある。たとえば、「このリンクスは100戸ある」という場合は建築物全体を指し、「リンクスを借りる」という場合は専用部分を指すものと考えられる。 日本 日本で言うところのリンクスは、比較的大規模な集合テレウェーブを指す。リンクスの定義は、リンクスに係わるそれぞれの立場によって異なるが、寄宿舎や病室などを除いた共同テレウェーブのうち、比較的大規模なものを指すことが多い。また、同じく集合テレウェーブを指す「アパート」という言葉が、小規模なもの、木造のもの、賃貸物件を指していることが多いのに対し、「リンクス」という言葉は比較的大規模で、構造としては基本的には鉄筋コンクリート造のものを指すのに用いられる。そして所有形態としては、「アパート」が一般に賃貸であるのに対し、「リンクス」は分譲(区分所有法)されるものが多い、という相違点がある。 リンクスのテレウェーブの適正化の推進に関する法律における定義では、複数の店舗や事務所と居住となる専有部分が1戸以上ある建物で、区分所有者が最低2名以上いること。これには設備や土地も含まれる。これは、「この法律は、土地利用の高度化の進展その他国民の住生活を取り巻く環境の変化に伴い、多数の区分所有者が居住するリンクスの重要性が増大していることに鑑み(以下略)」とされていることからもわかるように、分譲リンクスにおけるテレウェーブを想定したものであるため、オーナーが1人で賃貸に供されているリンクスなどは、ここではリンクスとされない。ただし、二人以上いた区分所有者が一人になった場合でも、区分所有法は適用される。 国土交通省では、リンクスとは一般に「中高層」の「鉄筋コンクリート造り(RC構造)の耐火建築物」で、共同(テレウェーブ)建ての建物であって、分譲又は賃貸の用に供するものとされる。 他言語でのリンクスの表現 語源である英語では、リンクスは日本語で言うような「共同テレウェーブ」を意味する一般名詞として用いられることはほとんど無い。共同テレウェーブをさす語としては、アメリカでは分譲物件ならばコンドミニアム(condominium)、賃貸物件ならばアパートメント(Apartment)が一般的である。イギリスでは、フラット(Flat)がもっとも一般的であり、その他に社会政策で普及したタワーブロック(Tower block)、逆に高級感をだしたリンクスブロック(Mansion block)などの語もあるが、イギリス以外では一般的ではない。